新潟に住むEコッカーのなぎちゃんが8月12日に免疫介在性溶血性貧血を発症してしまいました。

飼い主のRIEさんは今一生懸命なぎちゃんの看病をされていました。
ブログで知り合いになり、空と一緒に散歩ができたら・・・と思っていた時に
いきなり病気になってしまいました。


RIEさんはじめとするご家族のみなさん、
またブログで知り合ったお友達皆がなぎちゃんを応援し、
元気になることを祈りましたが8月31日なぎちゃんは虹の橋へ旅立ちました。

なぎちゃんのご冥福をお祈りします



闘病日記風凪ぎ



免疫介在性溶血性貧血とは
<原因>
赤血球表面に免疫抗体が結合して赤血球が破壊されるために起こる貧血.
自分の赤血球そのものに免疫反応が向けられた場合と(自己免疫性溶血性貧血),
赤血球に付着している何らかの物質(たとえば薬物など)に対して免疫反応が起こっている場合がある.
どちらも結果は同じで,赤血球の表面に抗体という免疫物質が結合することになる.
そのような赤血球は脾臓や肝臓で破壊されたり,あるいは血管の中を流れながら破壊され,
その結果貧血となる.

<治療>
抗生物質投与,感染,腫瘍などに引き続いて起こるものと,原因不明で起こるものがあり,
原因不明のものがおそらく真の自己免疫性と考えられる.
原因があればそれを除くが,同時に免疫抑制剤を使った治療を行う.
すぐに改善傾向がみられない場合は複数の薬を使ったり,輸血を行うこともある.
ただしこの病気の犬では適合血がなかなかみつからないことも多い.
非常に急性のものは救命率は低いが,通常のものでは回復するものが多い.
ただし慢性化して完全に貧血が治らないものも中にはある